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2013年8月31日 (土)

電気学会産業応用部門大会に参加して

 昨日まで3日間、数年ぶりに電気学会産業応用部門大会に参加しました。学生が皆立派に発表しており、自ら質問もしており、大変感心しました。昔と比べて学生のレベルは確実に向上しているように感じました。
 また、研究開発の中心は私より一回り若い世代に移行したことが分かりました。新しい半導体の発展と自動車や新エネなど新しい応用分野の出現が若い世代をこの分野に引きつけています。日本のパワエレの将来は希望に満ちているように感じました。(楽観的過ぎるかな?)
 一方、76才の入江先生(元大阪電通大教授)がチョッパ回路の沢山の新しい回路方式を独自の視点で評価した結果を報告され(論文番号1-S9-5)、この分野の技術の奥の深さを改めて感じました。
 私は論文番号1-76「変圧器の励磁電流は2次巻線に流れることも多い」を発表しました。DDコンでは励磁電流が2次巻線にも流れることは平地研究室技術メモで繰り返し指摘していることですが、「励磁電流は1次巻線のみ流れる」という電気の世界の常識はパワエレの世界にも浸透しており、DDコンの理解を妨げています。「DDコンでは励磁電流は2次巻線にも流れる」が新しい常識になる必要があります。そのために同じ主旨であと2~3回学会発表しようと考えています。

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