フォワード型DC/DCコンバータの負方向の励磁電流
<読んでほしい人:パワエレ技術者>
2006/11/25の技術メモでフォワード型DC/DCコンバータにも負方向の励磁電流が流れることを説明しましたが、今回はその実測波形を紹介します。
詳しい内容 → 「20061230-1.pdf」をダウンロード
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2006/11/25の技術メモでフォワード型DC/DCコンバータにも負方向の励磁電流が流れることを説明しましたが、今回はその実測波形を紹介します。
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<読んでほしい人:パワエレ技術者>
フォワード型DC/DCコンバータの励磁電流に関する新しい仮説「励磁電流は負方向にも流れる」を先月、電子情報通信学会で発表しました(1)。このブログでもこの仮説を11月25日に紹介しました。学会では多くの方に大変興味を持っていただき、熱心に議論いただきました。そして先日、議論いただいた方の一人から貴重な論文をご送付いただきました(2)。この論文では「励磁電流は負方向にも流れる」ことが明記されており、さらにフォワード型DC/DCコンバータのBH曲線が第3象限に達していることも明記されています。つまり「フォワード型DC/DCコンバータの励磁電流は負方向にも流れる」は新しい仮説ではなく、22年も前に提案されていた古い仮説であることが分かりました。
新しい、と思っていた仮説が古いことが分かり、やや寂しい気はしますが、私以外にも「励磁電流は負方向にも流れる」ことを主張していた方が居られることが分かりましたので、今後はさらに自信を持ってこの仮説を主張することができます。しかし、このような立派な論文(2)がありながら、なぜ誤った仮説(励磁電流は正方向のみ、BH曲線は第1象限のみ)が定説として広く信じられるようになってしまったのか不思議に思います。
(1) 平地克也、人見剛士、「フォワード型DC/DCコンバータの励磁電流の経路について」、電子情報通信学会、信学技報、EE2006-30、2006年11月
(2) 村上直樹、山崎幹夫、「一石フォワードコンバータにおける主トランスリセット条件の解析」、電子情報通信学会、信学技報、PE84-26、1984年