フォワード型DC/DCコンバータの励磁電流について
<読んでほしい人:パワエレ技術者>
ブリッジ型のDC/DCコンバータは変圧器を正負両方向に励磁するのに対し、フォワード型のDC/DCコンバータでは片方向にしか励磁できない。そのためフォワード型では変圧器の励磁電流は片方向にしか流れず、磁束密度は常に残留磁束密度より大きい、とされてきた。よって、BH曲線は図のように第1象限のみに存在すると考えられてきた。しかしながら、鉄心の中の磁束を直接測定することは難しい。BH曲線を実際に見ることはできない。よって、この従来の定説は明確に証明されているとは言えない。
フォワード型DC/DCコンバータの動作を詳細に検討すれば、励磁電流は負方向にも流れていると考えざるを得ない。そして、従来の磁束密度の設計式B=Br+ΔBも疑わざるを得ない。
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